アイヌの文化に触れようと北海道にきております。
まず訪れたのが二風谷の博物館。
町立の博物館ではあるんですけど、町が初めから品物の価値を理解して保存してきたなんて事はなく、個人の方が情熱を持って集められた品物がベースとなり博物館が成立しているわけです。
お金があったら出来るかと言われれば否。
価値を見出された後であれば出来る人はいるでしょうけど、誰もよく分かんないものに私費でお金を突っ込む事の怖さは世の中の多くの人には理解が出来ない世界かもしれません。
ここの博物館の品物は素晴らしいものが多く、集められた方が品物の事をよく分かっていたんだなと感心します。
博物館のものだから当然でしょ⁉︎って思われるかもしれませんが、そうでもないケースも多々あります。
アイヌであれば誰でも品物に精通していて当然なんて事はないんですよねぇ。
日本人全てが着物や刀に精通しているか?って言われると、僕も全然わかんないし。
そこに気付く人が殆どいないので仕方がないのかもしれませんけど。
いずれにせよとても素晴らしい博物館でした。

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