Spirit Lock Pendant
モン族(Hmong)オリジナルのシルバーアクセサリー。
ネックリングの背面に飾られる独特な意匠が有名でバックペンダントとも呼ばれますが、ペンダントトップとしても身につけられて来ました。ネックリング自体高価であった為、誰でも身に付けられるものではなかった訳です。
さて、この独特な意匠何かに似ていると思いませんか?
少数民族の衣装やアクセサリーは共通する部分が多く、これはモンでこっちはヤオねって切り離す事が出来ない場合が出てきます。そんな中、このペンダントはモンのオリジナルの思想が反映されています。
何故そうなったのか?
そこには衣装との繋がりがあり、アクセサリーだけを見ていても理解ができませんので併せて見ていく必要があります。

(Hmong)

(Hmong)

(Hmong)

(Hmong)
形も模様も同じ物が2つと存在しません。似ているようでも細かく見ると違っています。
基本的に少数民族は多数民族に比べ貧しかったので、飛ぶように銀製品が売れるのは想像ができません。職人さんだって大量にストックしておく余裕はなかったでしょう。
当時、各村に銀細工の職人さんがいて、オーダーを受けてから作っていた訳です。
オーダーメイドであるが故に全てが違ってくるのは当然です。
大量生産・大量消費の効率重視の現在とは真逆だった訳ですが、その分手間はかかってもロスは少なくオリジナリティはあり、高価になったとしてもその分モノを大切にする訳ですから、現在の在り方自体考えさせられてしまいます。

(Hmong)

(Hmong)

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