先日のものと同意匠になりますが、こちらの方が高くなります。
こうして同時に見ることが殆どできない状況なので、どうしてかなぁって見比べてみてください。
細工が細かければ良いというわけでもなく、状態が綺麗であれば高いというわけでもありません。
古物においては風情ってのが重要な要素であって、そこが好きになれないようではそもそも古物に対しての理解は深まらないんだろうと思います。
ただ単に綺麗なものがいいのであれば現代のコピーを選んだ方がいい。
様々な背景があってこそ新しいものにない魅力が出るわけですね。
新緑の生き生きした緑もいいですが、暑い時期が過ぎ役目を終えた葉が疲れて枯れ始め紅葉となる。
そんな哀愁というか美しさが古物にもある気がしています。
人も同様なんでしょうね。

HPの使用を変える可能性があって、このまま更新を続けると振り出しに戻ってしまうという状態。
なので、ちょっと更新が減るかもしれませんがあしからず。
そもそも見ている人が少ないんでそんなに問題はないんですけど…。
それにしてもここ最近は海外の人の方が見ているようで、言葉の壁を越えなかなか情熱のある人がいるんだと感心します。
まぁ、僕も昔は海外のサイトも含め色々調べた経験があるので気持ちは分かります。
この少数民族の古物の世界は、自国にちゃんとしたお店があるとは限りません。
現地に行ってもあるとも限らない。
一見ちゃんとしてそうな日本も例外ではありません。
ちゃんとした品物をネットで販売しているところは更に限られ、現代の効率重視の人達にとっては更に難しくさせているのかもしれません。
本物へはそう簡単に辿り着けません。
周りと同じ事をやっているだけで辿り着けるものでもありません。
そのことだけは心しておいた方が良さそうです。

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