こうして同じようなものを並べることによって違いがわかるんです。
全て違うということが。
1つのものを見ていても違いはなかなか分かりません。
それしか分からないわけですからね。
より多くの物をいかにして見るかってのが重要なことだって最近分かってきました。
奈良の国立博物館の特別展に行ってきました。
思った以上に人がいてびっくり!
正直もっと人気がないかと思っていました。
中でもニューギニアの品物の異色感が特に印象的でした。
あれを見てどこまでの人がキャー素敵♡ってなったかは微妙なところですが…。
原始的でダサいねって思う人も多いんじゃないでしょうかね。
個性そのものとも言えるあの感じに芸術性を感じるわけですが、普通の感性ではなかなかそう思えないでしょうね。
思えないってことはもしかすると自身が個性を失いつつあるのかもしれません。
多様性と言いつつ多様性を受け入れられない。
真似する事自体を否定はしませんが、そもそもお洒落な人をただ単にコピーするのがお洒落というのもどうかって事にそろそろ気付くべきな気がします。
それにしても鹿さんの多さにびっくりしました。
よくよく考えると10年ぶりくらいに訪れたんですけど、あんなにいなかった気がする。
ちょっと、いやだいぶ増え過ぎちゃったんじゃないかなぁ。
鹿さんには道路交通法なんてものは関係なく平気で道路を横断するわけです。
言葉は通じないし、パッシングやクラクションを鳴らしても理解はされず。
そうなると人間様が譲るしかない。
鹿さん良い根性だなぁと感心すると共に、あの優しさを同じ人間にもすれば世の中もっとよくなる気がするけどなぁ。
なんて思って見ていました。
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