実に綺麗な緑色のビーズです。
ターコイズを模したものでしょうか?
これは中央が白くないのでホワイトハーツではありません。
このビーズだけを見てアカ族の品物だと判断するのは非常に困難。
ガラス製のビーズは世界中に流れたわけですし、余程の特徴を残しているなら別ですが、そうでもなければ外見だけでの判断は出来ないと考えていた方がいいでしょうね。
東南アジアの少数民族が持っていたガラス製のビーズの殆どがとっくの昔に手放してしまっているので、現在で民族が特定でき、更にオリジナルの状態であるってのは奇跡的な状態なんでしょうね。
赤・白・緑とカラフルなビーズがあっても、グチャグチャに混ざっているネックレスって殆ど見ない気がします。
専門書の古い写真を見ても、混ざってる感じはしないんですよねぇ。
赤は赤、白は白ってなってる。
これは美的センスの問題なのか。
それとも、ネックレスを組み替えてアレンジするって感覚がなかったのか。
調べる価値はあるかもしれません。
専門書といえば、The Yaoというバイブルがあるんですけど、ちょっと前からこの本が入手できなくなってました。
値段も高額になっていたので不思議に思っていましたが、作者さんがお亡くなりになっていた様です。
で、お持ちになっていたコレクションはフランスの美術館に寄付されたとか。
現在展示されているかどうかは分かりませんが、しっかりとした形で展示され、世の中の目に晒されるとマーケットはざわつくんだろうなと。
その時はもう時すでに遅しなんですけどね。
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