大粒かつペアの貴重なペマラカになります。似たようなものを揃えれば、一見するとペアのようにもなりますが、同じ時代を一緒に生きて来たからこそ意味があり貴重なのであって、容姿だけ揃えても何の意味もありません。
年末、とある外科医の先生がSNSに解剖の様子を投稿し大騒ぎになりました。
その位ちょっと考えれば分かる気がしますが、お勉強は出来ても人の心は理解できないみたい。ちょっと話はそれますが、先日テレビ番組でマグロの解体ショーをやっていました。
『これが頭から取れる希少部位です〜。すごーい！美味しそう♪』
バーナーで炙られたその部位を薄切りにし赤身の部分と並べクルクルっとすると、
『見てください、薔薇の花のように素敵になります〜♪』ってな具合です。
そのすぐ横にはマグロさんの頭部が…。
これ、大騒ぎになった解剖シーンとの違いは「人間かマグロか」だけなんです。
人間だとちょっとアレなんで仮に、マグロさんではなく牛さんや豚さん、鶏さんだったらどうでしょう？
同じ事が出来て、『すごーい！美味しそう♪』ってなるんでしょうか？
大問題になること間違いなしです。
で、話を戻しますが、そこには心の問題が非常に大きくて、命の上に自分が生かされているって感覚が僕も含め薄れていってるような気がするんです。楽しみながら食事をする事を否定する訳ではありませんが、ちょっとこの問題を機に色々考え直した方がいいような気がします。
僕自身、答えが出ないんですよねぇ…。
「なぜ、お魚だけには残酷なシーンを許せるのか？」が。
お魚さんすみません…。